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2017年6月
2017-06-15 | ブログ

あなたの熱い想いが伝わらない本当の理由を知っているか?

あなたの熱い想いが伝わらない本当の理由を知っているか?

僕は知っている。

それがなぜなのか?

どれほど悔しいことなのか?

自分に可能性がある、夢がある、ビジョンがある。

にもかかわらず、周囲に理解されない。

その痛み、悔しさを知る人間の一人が僕である。

この世界が何か間違っている、と感じる。

もっとポジティブに、「こんな風になったらいいのいなぁ~」と軽くイメージが出来る人もいる。

共通点は、「なぜだか、理解されない」

その理由がある。ハッキリとした明確なものが。

この話を聴くには、少しの勇気と覚悟が必要である。

準備はよろしいか?

準備よいようですね。

その答えは、「あなたが、この世界の最先端にいるから」だ。

なぜ、今まであなたの想い、志、ビジョンが伝わらなかったのか?

その答えはシンプル

なにかのジャンル、テーマ、業界において、あなたが世界の最先端にいるから。

だから、誰も理解できない。

あるいは、ほんの少しの似たような変な人しか理解できないのだ。

真に思いをこめて、真剣に仕事をしようとすると、必然的に人は世界最先端にたつことになる。

信じられないかもしれないが、これが真実だ。

現実なのだ。

・くだらない行政の規制によって、真に人の役に立つ商品やサービスを伝えきれず、いかさま連中が幅を効かせている

・もっと、じっくり、しっかり顧客に寄り添うことが大切なのに、声の大きな雑な連中が大金をクライアントからまきあげている

・ワクワクや夢を胸にいだきながらも、そんな夢が現実になるだなんて信じられない。たとえば、主婦だったり、従業員だったり。誰かに生活の糧を握られ、誰かの顔色をうかがうことに慣れすぎて、自分の世界を表現できないでいる

・果てしない才能と、実力をもちながら、いつも誰かとの比較の中で、自分なんてマダマダだと、、、いつも感じて表現できずにいる。こんなもんじゃないと、心のどこかで気づいていながら、自分のことを大げさに表現して、スゴイやつのように振る舞うあんな恥ずかしい連中の仲間入りはしたくない、だから、しょうもない報酬でいいとすると決めきってしまう

なぜ、そんな疑問を持つのか?

なぜ、あなたはお金にもならなそうなプロジェクトに身を投じたくなるのか?

なぜ、あなたは自らのスキルアップのために時間もお金も膨大に投資するのか?

あなたにしか出来ないことがあるから

あなたにしか救えない人がいるから

あなたにしか表現できない世界があるから

その謎な、意味不明なエネルギーが湧いてくるのだ。

そんなあなたには、覚悟をしなければいけないことがある。

世界最先端にいる者が強いられる通過儀礼というものを。

そのことを言い表した素晴らしいスピーチがある。

これを御覧いただきたい。

僕が最も愛する起業家、革命家、スティーブ・ジョブズの追悼式典で、アップルのデザイン最高責任者ジョナサン・アイブが語った言葉だ。

僕が世界でもっと尊敬するデザイナー、ジョナサン・アイブの言葉を聴いていただきたい。

3:33~5:26ころの話だ。

ジョニーはこう語る。

===翻訳の引用元はこちら https://maclalala2.wordpress.com/2011/10/30/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%AE%E8%BF%BD%E6%82%BC%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81/

我々がこだわるが故に正しい

気違いが精神病院を乗っ取るジョークを彼はよく口にした。誰も見ることのない製品のパーツに何か月も何か月も目の回るような興奮を共にしてきたからだ。目に見えるからではない。我々がそこまでやったのは、我々がこだわるが故にそれが正しいと信じたからだ。彼は信じていた。機能的に必要とされるものをはるかに超えて、それが市民としての責任とさえ考えられるほどの重力が働いているのだと・・・

He used to joke that the lunatics had taken over the asylum, as we shared a giddy excitement spending months and months working on a part of a product that nobody would ever see. Not with their eyes. We did it because we really believed it was right because we cared. He believed that there was a gravity, almost a sense of civic responsibility, to care way beyond any sort of functional imperative.

     *     *     *

犠牲を伴う

結果としては、必然的で、シンプルで簡単なものに見えてほしいが、それには犠牲を伴う。我々みんなにとって。何よりも彼がいちばん犠牲を強いられるのだ。最も心を砕いたのは彼だ。いちばん気を揉んだのは彼だ。彼は絶えず問い続ける。「これでいいのか? これで正しいのか?」と。すべての成功と成果にもかかわらず、達成したとは決して認めない。アイデアが出ないとき、プロトタイプが失敗したとき、彼は断固としていうのだ。いずれすばらしいものを造り出せると信じると。

While the work hopefully appeared inevitable, appeared simple and easy, it really cost. It cost us all, didn’t it? But you know what? It cost him most. He cared the most. He worried the most deeply. He constantly questioned, “Is this good enough? Is this right?” And despite all his successes, all his achievements, he never assumed that we would get there in the end. When the ideas didn’t come, and when the prototypes failed, it was with with great intent, with faith, that he decided to believe we would eventually make something great.

ここで伝えたいのはこの言葉だ。

結果としては、必然的で、シンプルで簡単なものに見えてほしいが、それには犠牲を伴う。我々みんなにとって。何よりも彼がいちばん犠牲を強いられるのだ。最も心を砕いたのは彼だ。いちばん気を揉んだのは彼だ。彼は絶えず問い続ける。「これでいいのか? これで正しいのか?」と。

最初にビジョンを見た人には、「この世界の最高のあり方」がリアルに感じられる。

だからこそ、そのビジョンが実現できていない今に、フラストレーションを感じる。

簡単なことなのに

そんなはずはないのに

なんて無駄なことを

なんてひどいことを

もっと世界には愛があるはずなのに

そんな想いでいっぱいにある。

いてもたってもいられない苦しみと悲しみと、何も出来ない絶望感、無力感さえ感じる。

ビジョンが壮大であればあるほど大きいのだ。

なぜ、あなたの熱い想いが伝わらないのか?

答えは、そう。

あなたが世界の最先端にいるからだ。

伝わらない時、多くの人が自分を責める。

自分がくだらないと感じてしまう。

そうではないんだ。

だれも知らないことを伝えようとしてるから、だから苦しいのだ。

人は誰もが、なにかの分野のナンバーワン。

ナンバーワンにならなくてもいい、オンリーワンになればいいなんて歌があった。

がしかし、オンリーワンはナンバーワンだ。

もちろん、比較の中で、自分をおとしめなくていいという意味だから批判はしないけど。

だけど、自覚を持つことはとても大切なことだと思う。

人は、必ず、何かの分野でナンバーワンなのだ。

二番手になど、誰も興味はもたない。

記憶さえしない。

日本で二番目に高い山の名前をあなたは即答できるか?

出来る人は少ない。

僕が伝えたいのはこれだ、「ナンバーワンの自覚を持て」

ナンバーワンは理解されにくいのです。

今まで理解されなかったのは、あなたがナンバーワンの分野だったからかもしれないんだ。

目を覚まそう。

人は誰もがナンバーワンなのだ。

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