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2018-07-29 | 電子書籍

AMP 電子書籍出版 武本さんインタビュー

 

今回のインタビューアー 武本須美子さんの書籍
「Sumi Cafeへようこそ(sumi著)の詳細はこちら

時任
改めまして、レシピ本「SumiCafeへようこそ」のご出版、おめでとうございます。
カフェ部門で新着・売れ筋共に1位を獲得され、大反響だったようですね。
なぜ武本さんが電子書籍の出版をしてみようと思われたのか、実際出版した結果どうだったか、これから電子書籍を出版される方に向けてのメッセージなど、聞かせていただこうと思っています。よろしくお願いします。
武本
よろしくお願いします。
時任
まず、どうして電子書籍を出版しようと思ったんですか?
武本
結婚して、会社をやめてからの10年間、ずっと専業主婦をしていました。
子供が3人いるんですけど、その子たちのためにお菓子作りをしていたんです。
お菓子作りは小学校の頃からずっと好きで、大人になってからもお菓子の資格も取りながら、試行錯誤して作っている内に、オリジナルレシピが出来上がってきまして。もう少ししたら子育ても落ち着くので、働こうかと思っていたんですが、その前にこの10年間を目に見える形として、このレシピを残しておきたいと思ったのが一番の理由です。
時任
出版してみて、周りの方の反応や、ご自身の感想はどうですか?
武本
個人的にはなかなか大きいものがあって、やりきった感がありました。
それと同時に周りがすごく応援してくれたのが本当に有り難くて。
友達にしろ家族にしろ、作る前から楽しみにしてくれていたし、出版できた時も、とっても喜んでくれました。
時任
おおー!皆さんの反応、素晴らしいですね!
武本
みんな、ガンガンにLINEで感動を伝えてくれて。
「読んでて泣いちゃったよ」って。
「活字になった時の感動ってすごいね!」って言ってくれました。
「あ、そうなんだ」って私の方が驚いちゃうくらい、思っていた以上の反響がありました。
時任
感動するくらい、喜んでいただけたのは嬉しいですね。
武本
そうなんです。
主人は甘いものがそれほど好きではないので、私のお菓子作りに対してあまり関心がなかったんですが、カフェ部門の1位を取った時に「本当にすごいね!」って興奮気味に喜んでくれました。
時任
ほぉー。1位獲得が旦那さんの気持ちも大きく動かしたんですね!
武本
他にも周りの方からの見方も変わりましたね。
今住んでいるところは、転勤したばかりの所で、周りの人とそんなに仲良くなかったんですけど、「実はこんな本出したんだ」って話してて。
読んでもらった後に「すごいね!」って周りの反応がすごかったです。
改めて電子書籍を出版することはすごい威力なんだなって。
反対にとってもびっくりしました(笑)。
時任
なるほど。武本さん自身も、改めて活動の意義を知ったというか、ご縁がそこまで深くない方とのコミュニケーションにおいても、電子書籍出版はすごいインパクトがあったんですね。
武本
お菓子教室をしていても「この人から習いたい」っていう向こうの気持ちが、前よりも大きくなってくれて。
時任
すごいな….。改めて、やってよかったな。(笑)
武本
ありがとうございます。(笑)おかげさまで本当に。
時任
執筆をして行く中で、苦労したことはありましたか?
武本
レシピ自体はだいたい出来上がっているものなので、出版用にレシピの写真を撮って、書いてっていうのは、やり出したら進んでいく工程なので、そんなに苦にはならないんです。
そこの苦労というよりは「本当に私で出していいの?」というジレンマがありました。
AMPを聞いている時の、自分の心との葛藤の方がよっぽど苦労しました。それに打ち勝つまでがかなり苦戦したところだと思います。
時任
その辺はどうやって越えられましたか?
武本
時任さんのAMPの講座を聞いて、課題を着実にやっていく中で見つけられたんだと思います。
時任
そうなんですね。
すごいなぁ。嬉しいなぁ。
武本
課題を与えられて行く中で、自分の考えを書き出していきますよね。
本当に自分の中に持っているものは、書き出してみないと見えてこないんだなと実感しました。
それをやっていく中でだんだん見えてきて。
私は12月からスタートさせていただいて、始めのうちは「大丈夫なのかな?」と思いながら過ごしていたんですけど、20日くらいから構成がだんだん見えてきたんですよね。
時任
うんうん。本当に着実に進まれて、すごいなぁ。
武本
読まれる方は著者のストーリーを知りたがっているんだよって、悟さんが講座の中で話していたじゃないですか。
レシピの内容だけじゃなくて、私の中にあるお菓子のストーリーはなんだろうって考えて進めていく内に、一番強烈だったお菓子のエピソードを「はじめに」で伝える方がいいのかなって思ったんです。
時任
なるほど。いい話ですね。
武本
(笑)本当におかげさまです。
時任
ご自身なりに工夫してよかったことはありますか?
武本
一つ一つのお菓子にもそれぞれのエピソードを入れたことですね。
これが電子書籍サポートチームの留実さんにもアドバイスを頂いたんですけど、周りの方が「そこの部分が楽しい」って言って頂けるんです。
時任
エピソード、読んでいて面白いですもんね!
武本
お菓子にエピソードが「その背景を膨らませる」ことになって、作る人にとってはとても楽しいことらしくて。
私も小さい時にレシピ本のエピソードを読みながらワクワクしていたことを思い出しました。
そういえばそうだったなって。
時任
僕はお菓子作らないんで、共感しづらいところはあるんですけど。(笑)
ただ「何でそれを作るのか」という「背景」があると、食べさせる人に伝えることも出来るし、話題が広がりますよね。
武本
あと、せっかくの電子書籍なので、動画を入れたいと思っていたんですけど、それもとっても評判がよかったです。
時任
動画にリンクできるのも、電子書籍の大きな強みですね。
武本
「文章だけでは混ぜ方なんてわからないよ!」っていう話がありますよね。
時任
確かに。
レシピ本って、「適当に」とか「少々」とか分からんわい!って。(笑)
武本
そうなんです。
だから動画を入れたのは、みんなに好評で良かったなぁって。
時任
なるほど。
本当に電子書籍の良さを最大限生かしたと言っても過言ではない本になってますよね。
武本
ありがとうございます。
直接目次から自分の作りたいページに飛べるっていうのも便利ですし。
時任
そうですよね。
読みたいところにすぐ飛べるのがいいですよね。
武本
私も実際作る時に、この本の目次見て、ページに飛んでるんです。
朝から子供に「パンケーキ焼いて」って言われたら、携帯で本のレシピ見て作っていたりするので、自分の役にも立ってます。(笑)
時任
いいですね。(笑)もしまた次回本を作るなら「こんな本を書きたい」というアイデアはありますか?
武本
1冊目のお菓子のレシピ本を作っていた時にすでに思っていたんですけど、お菓子作りだけじゃなくて、食事の方でも皆さんに好評だったので、次回は食事のレシピも作りたいなぁって。
その二つがあって、本当の「SumiCafe」になってくれるのかなって思うんです。
基本はお菓子と同じく「ポイントを押さえながらシンプルに作る」を前提に、「デリバージョン」にしたいですね。
時任
なるほど。それもすごく楽しみですね!
武本
二年後以内くらいで少しずつまとめていったら、今回みたいな強行スケジュールを組まずしてできるかなって。(笑)
時任
確かに。(笑)
時任
最後にレシピ本に限らず、「自分でも電子書籍を出版したいな」と思っているけど、「自分に書けるんだろうか」と思っている方にメッセージをもらえたら嬉しいです。
武本
私もそういう状態だったので、いざ思いきって初めてみた時に、「葛藤」が起こると思うんですよ。
それで書けなくなったり、アイデアが浮かばなくなった時に、悟さんのAMPを聞いていただきたいなっていうのがすごいあります。(笑)
時任
(笑)
武本
正直自分と向き合うしかないんですよね。
自分と向き合った時に「ここだ!」っていうのがあれば勝手に進んでいけると思うんです。
「ここだ!」っていうところを模索することが一番辛いことだと思うので、その時に講座の一つ一つを着実にこなしていくことが、実はすごい近道だなと思います。
なので、ちょっと迷ったら動画を見直して見るのが、いいんじゃないかなって思っています。
時任
いや〜。素晴らしいメッセージをありがとうございます。
執筆中は誰しも途中で手が止まってしまう時がいっぱいあると思うんですけど、「ここに行くんだ!」ってゴールへのイメージを掴むことが、凄い勇気になると思います。
武本
「やっぱり原点って大事だな」と思える制作の時間でした。
時任
武本さん、今日は本当にどうもありがとうございました。
武本
いえいえ。こちらこそ、どうもありがとうございます。

今回のインタビューアー 武本須美子さんの書籍
「Sumi Cafeへようこそ(sumi著)」の詳細はこちら

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